モナーといえば本来、「オマエモナー」の決め台詞で知られる可愛らしい(あるいは煽り性能の高い)2頭身の猫型キャラクターだった。しかし、それを無理やり8頭身へと伸長させたことで、元のキャラクターが持っていたコミカルさは影を潜め、底知れぬ狂気と虚無感が前面に躍り出た。
長い脚を折り曲げて体育座りをする姿、あるいは画面を埋め尽くすほどの巨体で淡々と意味不明なセリフを呟く姿。その奇妙なアンバランスさは、当時のFLASHアニメ制作者たちの格好の素材となり、「哀愁漂うシュールな主人公」としての物語を獲得していった。2026年の今、当時のFLASH動画を有志が高画質化・デジタルリマスターした映像が、TikTokやYouTube Shortsで数百万回再生を記録する事態が相次いでいる。