事件が発生したのは、1999年11月13日の正午から午後2時半頃の間。愛知県名古屋市西区稲生町5丁目のアパートの一室で、住人の高羽奈美子さんが首などを刃物で刺されて倒れているのを、アパートの大家が発見しました。
当時、室内には奈美子さんの2歳の長男が無傷のまま残されており、テーブルの周りには争った跡が生々しく残されていました。金品が奪われた形跡はなく、犯行の手口や執拗さから、強い殺意を持った人物による凶行であると断定されています。
白昼堂々、閑静な住宅街で起きた凶悪事件は地域社会に大きな衝撃を与えました。夫の悟さんが仕事から帰宅したときには、日常の幸せが無残にも打ち砕かれていたのです。