東京オリンピックで指揮を執った中田久美氏の動向は、退任後も多くのファンから注目を集めています。現役時代は天才セッターとして名を馳せ、久光製薬スプリングス(現・SAGA久光スプリングス)を常勝軍団に育て上げた実績を引っ提げて代表監督に就任しました。
東京五輪後の退任会見では涙を見せ、大きな批判の矢面に立たされる場面もありましたが、退任後は指導現場の一線から距離を置き、客観的な視点からバレーボール界に貢献する道を歩んでいます。
現在の中田久美氏は、テレビ中継の解説者やスポーツキャスターとして活躍するほか、大学の客員教授や日本バレーボール界の育成アドバイザー、講演活動などを精力的に行っています。インタビュー等では、現場を離れたからこそ見えてきた「重圧との向き合い方」や「女性指導者を取り巻く環境整備の必要性」について率直に語っており、その経験値は次世代の指導者育成において貴重な財産となっています。