一方で、制度を導入したものの成果が上がらず、むしろ社内の混乱を招いているケースも少なくない。最も頻発している落とし穴が、「コアタイム」の設計ミスと、コミュニケーションの遮断だ。
出社時間がバラバラになることで、急ぎの意思決定やチーム内の情報共有が滞り、「誰が今オフィスにいるのか分からない」という不満が噴出する。また、クライアント対応を行う窓口部署だけに負担が集中し、社内格差から生まれる不満や摩擦の原因となる。全社一律のルールを強硬に適応させようとすると、現場の運用はあっという間に崩壊する危険を秘めている。