参議院比例代表選挙における今井絵理子氏の選挙結果を検証すると、タレント候補としての知名度による圧倒的な集票力から、政界での評価や世論の厳しさが反映された再選時までの変化が明確に浮かび上がります。
2016年の初出馬では、自民党の比例代表候補者の中で党内第5位(31万9,359票)という驚異的な得票数を記録しました。これはSPEED世代である30代から40代の有権者に加え、福祉の充実に期待を寄せる層の支持を幅広く集めた結果です。
しかし、6年後の2026年参院選では得票数が14万8,806票と半減しました。週刊誌による私生活の報道や、タレント議員に対する有権者の厳しい視線が数字に表れた形です。それでも自民党が獲得した18議席中、党内11位に滑り込み再選を果たした背景には、1期目の6年間で構築した全国の障がい者関連団体や手話サークル、地方議員ネットワークとの地道な連携があったと言えます。