ライバルであるTOHOシネマズなどの大手チェーンも相次いで鑑賞料金の改定を実施しており、国内のシネマコンプレックス業界全体が価格見直しのフェーズに入った。各社ともに単なる値上げにとどまらず、シートの快適性向上や特殊上映方式(IMAXや4DX、ドルビーシネマ等)の拡充を進め、料金に見合う体験価値の創出に必死だ。
しかし消費者側の目線は厳しい。選択肢が増えた一方で、日常的に映画館に通うヘビーユーザーほど、シネコンごとの料金設定や割引率の違いに敏感になっている。どのチェーンを選び、どの時間帯に鑑賞するのが最も効率的かを見極める目が、これまで以上に求められる時代になった。