企業不祥事で注目の第三者委員会とは?設置理由や費用相場を徹底解説

企業不祥事で注目の第三者委員会とは?設置理由や費用相場を徹底解説

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第三者委員会とは、企業や団体で深刻な不祥事が発生した際、その原因究明や事実関係の解明、再発防止策の提言を行うために設置される独立した調査組織です。最大の特徴は、調査対象となる企業から完全に独立した外部の専門家だけで構成される点にあります。

不祥事の発覚直後、多くの企業はまず社内の法務部や監査役、顧問弁護士を中心とした「内部調査」を進めます。しかし、内部調査では「会社への忖度(そんたく)」や「都合の悪い証拠の隠蔽」が疑われやすく、世間や市場の信用を回復できません。ステークホルダーに対する説明責任を果たし、失墜した社会的信用を取り戻すための合理的な選択肢こそが、第三者委員会の設置理由となっています。

内部調査との主な相違点は以下の通りです。

・独立性:社内の指揮命令系統から完全に切り離されており、経営陣からの指示や調査打ち切りの要求を受け付けない。
・透明性:調査結果は経営陣への報告にとどまらず、原則としてステークホルダーや世間に全文開示される。
・客観性:顧問弁護士のように「会社を守る立場」ではなく、中立公正な視点から不正を追及する。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。