庭にタープを常設するのは危険?倒壊リスクと失敗しないDiy固定術

庭にタープを常設するのは危険?倒壊リスクと失敗しないDiy固定術

庭にタープを常設するのは危険?倒壊リスクと失敗しないDiy固定術の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

「キャンプ用の頑丈なタープなら庭に張りっぱなしでも大丈夫だろう」という過信は極めて危険です。庭での常設放置において発生する事故原因を調査すると、主に「雨水による過荷重」「突風によるモーメント破壊」「紫外線による繊維劣化」の3点に集約されます。

一般的なポリエステル製防水タープは水を一切通さないため、わずかな緩みや水平に近い張り方をしていると、数時間の降雨で中央部に数十リットル(重さ数十キログラム)の水たまりが発生します。この水たまりが一気にタープを押し下げ、数百キロ単位の瞬間荷重となってポールをへし折り、アンカーを地面から引き抜いてしまいます。これが「庭タープ常設の雨対策」を怠った際に起きる典型的な崩落事故です。

さらに見逃せないのが風の力です。ビル風や住宅街特有の吹き抜け風は、瞬間風速が平均風速の1.5〜2倍に達します。面積が6畳(約10平方メートル)あるタープが突風を受けると、約150〜200kgf以上の揚力・引張力が柱や留め具に加わります。外壁のサイディングに直接ヒートンを打ち込んでいただけの施工では、外壁材ごと引きちぎれる大惨事になりかねません。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。