映画界における彼女の最大のターニングポイントは、グレン・パウエルと共演したラブコメディ『恋するプリテンダー』(原題:Anyone But You)だろう。斜陽産業と囁かれていた劇場公開型のロマンチック・コメディジャンルにおいて、世界興行収入2億ドルを突破する異例の大ヒットを記録した。SNSを駆使したバイラルマーケティングと、二人の圧倒的なケミストリーが劇場に観客を呼び戻したのだ。
この作品で見せたコメディエンヌとしての才能は、彼女のキャリアに新たな光を当てた。ただ美しいだけではない。泥臭い笑いや、テンポの良い掛け合いを完璧にこなす実力を世界に見せつけた瞬間だった。