ネット上でまことしやかに囁かれる「レゴランド大阪は大人のみだと入場拒絶される」という噂は、明確な事実です。運営元であるマーリン・エンターテイメンツの公式規程において、レゴランド・ディスカバリー・センター大阪は「子どものための屋内型施設」と位置づけられています。そのため、原則として16歳以上の大人単独、あるいは15歳以下の子ども単独での入場は禁止されており、必ず大人と子どもが揃って入場しなければなりません。
取材関係者や業界関係者の解説によると、この厳格なルールの背景には、世界基準の「チャイルド・プロテクション・ポリシー(児童保護規程)」が存在します。死角が生まれやすい密閉型の屋内施設において、児童への盗撮や連れ去り、不審者トラブルを未然に防ぎ、子どもが完全に保護された安全圏で遊べる環境を担保するための国際標準の防犯措置です。
ただし、レゴを愛する大人に道が完全に閉ざされているわけではありません。施設側は月に1〜2回程度の頻度で、16歳以上のみが入場できる特別イベント「大人のレゴナイト」を開催しています。この夜間イベントの時間帯に限り、子どもの同伴なしで大人のみが入場可能です。精巧なジオラマ「ミニランド」の夜景演出や、難易度の高いワークショップ、アルコールの提供など、大人の知的好奇心を刺激するプログラムが用意されており、毎回チケットの争奪戦が繰り広げられています。