レプロのマネジメント体制や社長の評判が世間の注目を集める最大の要因となったのが、2015年から2017年にかけて立て続けに発生した独立騒動です。
2015年、NHK朝ドラ『あまちゃん』で国民的スターとなった能年玲奈(現・のん)が、無断で個人事務所を設立したと報じられました。本人はマネジメントへの不満や仕事の制限を訴えた一方、事務所側は契約違反を主張。契約期間満了に伴い退所したものの、芸名「能年玲奈」の使用権を巡る対立が生じ、本名でありながら「のん」への改名を余儀なくされるなど、長期にわたる活動の制限が社会問題として議論されました。
さらに2017年2月には、若手実力派としてブレイク中だった清水富美加が、宗教団体「幸福の科学」への出家と芸能界引退(後に宗教家・女優「千眼美子」として復帰)を電撃発表しました。過酷な労働環境や意に沿わない役柄の強要を告発する清水側と、事実無根として反論する事務所側との主張は真っ向から対立し、連日ワイドショーを賑わせました。
これら一連の騒動の真相は、急激なブレイクによるタレント本人の精神的負担と、旧来的な芸能界の「専属マネジメント構造」とのミスマッチが限界に達した結果であったといえます。