Q1:日本一画数の多い漢字「たいと」はPCやスマートフォンで入力・表示できますか?
A1:一般的なPCやスマートフォンの日本語入力システム(IME)では直接変換できません。Unicodeの通常領域には収録されておらず、文字コード環境によって外字や拡張領域(追加多言語面など)のフォント環境を個別に導入しない限り、テキストデータとしての表示は不可能です。多くのWebサイトでは画像ファイルとして表示されています。
Q2:常用漢字の中で最も画数が多いものはどれですか?
A2:2010年改定の現行常用漢字表(2,136字)において、最も画数が多いのは「鑑(かんがみる・かがみ)」と「鬱(うつ)」の2文字で、ともに29画です。「鬱」は2010年の改定時に常用漢字に追加され、話題となりました。
Q3:世界一画数の多い漢字は「たいと」ですか?中国にもっと多い文字はありますか?
A3:辞典に採録された「語」としての漢字では、日本の「たいと(84画)」が事実上の世界最多級と見なされています。中国の漢字では、陝西省の麺料理を表す「ビャン(56〜58画)」が有名です。なお、中国の道教の呪符(お札)には複数の文字を合体させて100画を超える図像も存在しますが、これらは文字体系というよりも宗教的シンボルや護符として分類されます。
Q4:子供の命名に「たいと」の漢字を使うことはできますか?
A4:使用できません。戸籍法および戸籍法施行規則により、子どもの名前に使用できる漢字は「常用漢字」および「人名用漢字」に限定されています。84画の「たいと」はどちらにも含まれていないため、出生届を提出しても受理されません。