それにもかかわらず、なぜ世間では「三大都市は名古屋と横浜のどっちなのか」という議論が絶えないのでしょうか。その最大の火種となっているのが、自治体単体の日本の三大都市人口ランキングです。
2026年最新の主要都市一覧における単一自治体の住民基本台帳人口を比較すると、東京都区部(約970万人)に次ぐ全国第2位は横浜市の約377万人です。一方で、愛知県名古屋市の人口は約233万人にとどまり、全国の市区町村単位では横浜市が名古屋市を約140万人以上も大きくリードしています。
市単体の人口規模だけを切り取れば、「東京・横浜・大阪」がトップ3に見えるため、一般の認知と行政・地理学上の定義との間に大きなギャップが生じる結果となっています。しかし、この人口の数字の裏には、大都市としての「性質の違い」が隠されています。