霧の浮舟の最大の特徴は、一般的な板チョコレートとは一線を画す「エアレーションチョコレート」ならではの官能的なテクスチャーにありました。チョコレートに細かな空気(気泡)を無数に抱き込ませることで、舌に乗せた瞬間に体温で瞬時に油脂がほどけ、まるで泡が消え入るような感覚を生み出します。
ネット上の口コミや評判を振り返ると、今なお多くの愛好家がその感動を熱心に語っています。
「板チョコなのに重くなく、口の中でじゅわっと溶けていく感覚は唯一無二だった」
「他のエアインチョコとは気泡のキメ細かさが全く違い、上品な甘みとカカオの香りが際立っていた」
昭和55年(1980年)という早い段階でこの繊細なテクスチャーを量産品として完成させていた点に、当時のロッテが誇る技術力の高さがうかがえます。