この施設を語る上で欠かせないのが、行政の並々ならぬ熱量だ。正式名称は奈良県営うだ・アニマルパーク。奈良県庁と地元・宇陀市が緊密に連携し、地域創生の起爆剤として位置づけてきた。
奈良県知事のリーダーシップのもとで推進される「うだ・アニマルパーク振興プロジェクト」は、施設の拡張やアクセスの改良、教育プログラムの高度化を段階的に進めている。過疎化や高齢化が課題となる中山間地域において、都市部から年間数十万人規模の交流人口を呼び込む導線設計。行政が本気で手がける地域ブランディングの結晶が、この緑の丘に結実している。