京都に数あるレストランや式場の中でも、鮒鶴京都鴨川リゾートが登録有形文化財として特別なオーラを放ち続ける背景には、圧倒的な建築美と歴史の厚みがあります。1870年(明治3年)創業の老舗料亭旅館「鮒鶴」をルーツに持ち、現在の建物は1925年(大正14年)から昭和初期にかけて建て替えられた豪壮な木造五層楼閣です。
館内に足を踏み入れると、大正ロマンの薫り漂うステンドグラスや手彫りの欄間、当時の宮大工が腕を振るった折上格天井など、現代の建築では再現が極めて困難な意匠が随所に残されています。歴史的建造物保全の第一人者によって息を吹き返した空間は、ただ食事をするだけでなく「本物の文化財に身を置く贅沢」を提供してくれます。
鴨川と東山三十六峰を眼前に望む圧倒的な借景と、古都のヘリテージが融合した空間演出こそが、目の肥えた大人がここ一番のハレの日に鮒鶴を選ぶ最大の決め手となっています。