夏ドラマを巡っては、放送中からネット上で様々な噂や議論が飛び交いました。客観的な報道と現場取材の視点から、それらの真相を検証します。
月9『競争の番人』に関して多く検索されたのが競争の番人 原作との違いです。新川帆帆の同名小説を原作としながらも、ドラマ版ではバディを組む小勝負勉(坂口健太郎)と白熊楓(杏)のキャラクターバランスや、事件の発生順序が大幅に再構成されました。原作のドライでシニカルなトーンに対し、ドラマ版ではフジテレビらしいヒューマンドラマ要素とアクション性が強調されたため、原作読者からは賛否が分かれつつも、公取委の「ダイブ(立ち入り検査)」シーンの迫力は映像ならではの魅力として認知されました。
また、若年層の関心を集めたのが『ユニコーンに乗って』におけるユニコーンに乗って ロケ地情報です。劇中で主人公たちが立ち上げた教育系スタートアップ「ドリームポニー」のオフィスロケ地(東京都渋谷区・港区周辺のインキュベーション施設)や、緑豊かなカフェ、隅田川沿いのテラスなどは、放送直後から「聖地巡礼」スポットとしてSNSで拡散。スタートアップ界隈の空気感を丁寧に再現した美術セットのこだわりが若い世代の憧れを醸成しました。
さらに、フジテレビ系で放送された自衛隊ドラマ『テッパチ!』では、テッパチ! 見逃し無料配信へのアクセスが集中。防衛省・陸上自衛隊の全面協力による本物の車両や駐屯地を使った迫真の訓練シーンと、町田啓太や佐野勇斗ら肉体美を誇るキャスト陣の熱演が話題となり、リアルタイムで見逃した層がTVerやFODの無料キャンペーンを活用してキャッチアップする動きが顕著に見られました。