良かれと思ってやってしまいがちな行動の中には、明確なマナー違反が存在します。神域を汚さず、周囲に不快感を与えないためのNG行為を整理しました。
【手水舎における代表的なNG行為】
・柄杓に直接口をつける:最もやってはいけない重大なマナー違反です。感染対策の観点からも絶対に避け、必ず手のひらに水を受けて口をすすいでください。
・水をそのまま飲み込む:手水は体内を「洗う」ためのものです。うがいをした水は足元の排水部に静かに吐き出します。
・手水鉢(ちょうずばち)に手を直接浸す:溜まっている水全体を穢す行為になります。必ず流れる水、または柄杓で汲んだ水を使用しましょう。
・濡れた手を振って水滴を払う:水滴を周囲の人や神域に飛ばすのは無作法です。必ず持参したハンカチで拭き取ります。
【参拝全体の流れ:二礼二拍手一礼のタイミング】
手水を終えたら、いよいよ拝殿へ進みます。神社と寺院では作法が異なるため、混同しないよう注意が必要です。
1. 鳥居(山門)前:一揖(軽いお辞儀)をして境内へ。参道の中央は「正中(神様の通り道)」のため端を歩く。
2. 手水舎:手と口を清める。
3. 拝殿前:軽く会釈をし、お賽銭を入れる。鈴があれば鳴らす。
4. 拝礼:
・神社の場合:「二礼二拍手一礼」(2回深くお辞儀→2回手を叩く→祈願→1回深くお辞儀)。
・寺院の場合:「合掌一礼」(手を叩かず、静かに胸の前で掌を合わせて祈願→一礼)。
5. 退出時:鳥居を出た後、本殿に向かって一礼して境内を後にする。