Q1:なぜ日本の学校の教科書では、今でもメルカトル図法が使われているのですか?
A1:学校の教科書や地図帳では、メルカトル図法だけを教えているわけではありません。経緯線が直交して方角が分かりやすい利点からメルカトル図法を航海や初歩の学習に用いる一方、世界全体の分布を学ぶページではモルワイデ図法や正距方位図法、近年ではオーサグラフも併記され、それぞれの特徴を比較学習する構成になっています。
Q2:GoogleマップなどのWeb地図がメルカトル図法を採用しているのはなぜ?
A2:Web地図で主流の「Webメルカトル」は、拡大・縮小(ズーム)しても局所的な建物の形や道路の交差角度(直角など)が歪まないためです。ただし、ズームアウトして地球全体を表示する画面では、3Dグローブ(球体)表示に自動切り替えを行い、高緯度の面積歪みを感じさせないUI改善が施されています。
Q3:地球の「本当の面積と形」を一切の歪みなく確認する最も確実な方法は何ですか?
A3:物理的な「地球儀」を確認するか、Google Earthなどの3D球体デジタルグローブを使用することです。球体上で確認する限り、幾何学的な引き伸ばしや歪みは一切発生せず、国同士の純粋な面積差や最短航路(大圏コース)を正確に把握できます。