本田式認知特性は教育分野で特に注目されています。
子どもの学習がうまくいかない場合、能力不足ではなく認知特性と指導方法のミスマッチが原因かもしれません。視覚優位の子に口頭説明だけを繰り返しても効果は薄く、図やイラストを使えば理解が進むことがあります。
聴覚優位の子は静かに教科書を読むより、音読や会話を通じた学習のほうが記憶に残ります。言語優位の子には、詳しい説明文や論理的な構成を示すことが理解を助けます。
認知特性を考慮した指導は、発達障害のある子どもにも有効です。本田医師が当初着目したのもこの領域でした。個々の認知パターンに合わせた支援により、従来の方法では届かなかった子どもたちの可能性を引き出せます。