レンジ焼きなすを成功させるための下処理は、驚くほどシンプルです。調理に取り掛かる前に、以下の3ステップを踏むだけで仕上がりが劇的に変わります。
まず、ヘタのヒラヒラしたガクの部分を包丁でぐるりと一周削ぎ落とします。ヘタの先端を少し残しておくと、後で皮を剥く際の持ち手になって便利です。次に、ヘタの根本からお尻に向かって縦に4〜5本の浅い切り込みを包丁の刃先で入れます。これが後から皮をめくる際のガイドラインになります。
続いて行うのが爆発防止の処置です。爪楊枝や竹串を使って全体に5〜6箇所ほどプスプスと穴を開けます。これにより内部の蒸気が適度に逃げ、レンジ内での破裂を確実に防ぐことができます。
そして、最も重要な裏技が「油を薄く塗る」ことです。サラダ油やごま油を小さじ1/2程度手に取り、なすの表面全体に薄く馴染ませてください。油で皮の表面をコーティングすることで、熱伝導が均一になり水分蒸発を防ぐと同時に、皮と実の間に油の層ができて加熱後に皮がツルンと驚くほど簡単に剥けるようになります。さらに、なすの鮮やかな紫色を保つ効果も期待できます。