気になる藤浪晋太郎の現在地ですが、米球界での挑戦権を最後まで手放さないタフな姿勢を貫いています。藤浪晋太郎 メジャー契約をめぐる状況は、アスレチックス、オリオールズで投げた初年度のメジャー保証契約から一転、近年はスプリングトレーニングへの招待選手枠を含むマイナー契約をベースとしたサバイバルが続いています。
米データサイトおよび現地報道の登板結果速報を分析すると、ストレートの平均球速は依然として98〜100マイル(約157〜161キロ)を維持しており、打者を圧倒するスプリットの威力も健在です。しかし、最大の課題である与四死球率(BB/9)は好不調の波が激しく、AAA級での好投がそのままメジャー昇格に直結しにくい構造的なジレンマを抱えています。
「投げている球そのものはメジャー屈指。ストライクゾーンに集まりさえすればどの球団でもクローザーになれる」と現地スカウトが口を揃える一方で、登板ごとの制球のばらつきがメジャー定着への高いハードルとなっています。この膠着状態が長引くほど、日本球界への復帰決断のタイムリミットが近づいていると見る向きは少なくありません。