ベルが鳴った瞬間、まず確認すべきは「煙の臭い」「炎の気配」「熱気」の有無だ。廊下や階段に異臭がないか、目視で確認できる異変がないかを即座に探る。共用廊下の感知器や発信機(赤く光るボタン)が作動している場合、赤色LED表示灯が点灯しているケースが多い。
もし少しでも煙や焦げた臭いを感じたら、音を止める作業は即座に放棄し、大声で周囲に火災を知らせながら119番通報と屋外への避難を最優先しなければならない。一方、周囲に一切の火の手や煙がなく、誰かが誤って発信機の押しボタンを押してしまった形跡がある、あるいは台風や大雨、梅雨時の結露、室内の燻煙式殺虫剤の使用直後である場合は、誤作動の可能性が一気に高まる。