エスカノールが操る神斧リッタは、三日月状の巨大な刃と優美な装飾が施された片手斧です。しかし、その優美な外見とは裏腹に、神器の中でも群を抜く「異常な超重量」を誇ります。
作中で象徴的だったのが、〈十戒〉のひとりである「真実」のガランとの遭遇シーン。石化の危機を前にしたガランが、地面に置かれたリッタを奪おうと両手で渾身の力を込めたものの、わずかに持ち上げることすら叶いませんでした。ガランが「ば…馬鹿な……! なんだこの重さは……!」と戦慄した描写は、リッタの規格外な質量を読者に強烈に印象付けました。
エスカノールはこの超重量斧を、昼の全盛期には片手で羽毛のように軽々と振り回します。筋力のみならず、彼の内に宿る太陽の魔力と共鳴することで真価を発揮する、まさにエスカノール専用の武器といえます。