大手フィットネスクラブの会員コミュニティや実体験者の声を検証すると、入浴にまつわる失敗談として特に多いのが「立ちくらみや強いめまい」と「間違ったアイシング信仰」の2点です。
トレーニング後の脱水状態でそのまま41度以上の風呂に入った結果、急激な血管拡張によって脳への血流が一時的に低下し、浴室で座り込んでしまったというケースが散見されます。筋トレで体内の水分と電解質が失われている状態での入浴は、脱水症状とめまいの引き金となります。
かつて主流だった「筋トレ後は冷水シャワーや氷で冷やすのが正義」という考え方も見直しが進んでいます。スポーツ医学の研究では、筋トレ直後に筋組織を冷やしすぎると、筋肉のタンパク質合成シグナルがブロックされ、長期的な筋肥大効果が低下することが明らかになっています。打撲や肉離れのような急性外傷でない限り、全身を極端に冷やす行為は避けるのが現代のスタンダードです。