洗濯機の購入において、どれほど優れた製品を選んでも「家に届いたが入らなかった」という事態になれば元も子もありません。特に10kg〜12kgの大容量モデルやドラム式は、本体サイズと重量が従来の洗濯機よりひと回り大きくなるため、事前の綿密な現地計測が不可欠です。
設置場所では、防水パンの内寸(幅・奥行き)と水栓(蛇口)の高さを必ず確認してください。特にドラム式は奥行きが70cmを超えるモデルが多く、防水パンに収まっても前面のドアを開閉するスペースや、人間が屈んで洗濯物を取り出す動線が確保できるかを見落としがちです。また、右開き・左開きのドア開閉方向も、壁の位置や家事動線に合わせて慎重に選ぶ必要があります。
さらに見落としやすいのが搬入経路の確保です。玄関ドア、廊下の曲がり角、洗面所のドア枠、階段の手すり周辺など、本体の横幅+10cm以上のクリアランスが必要とされます。マンションのエレベーターの奥行きや天井高も含め、搬入当日に配送業者から設置不可を告げられないよう、事前のチェックを怠らないようにしましょう。