では、現代において「美しさ」を決定づける具体的基準とは何だろうか。その鍵を握るのが、全身のバランスを数値化した「黄金比率」である。
第一に挙げられるのが、ウエスト対ヒップの比率(WHR)だ。研究やトレンドの分析によれば、ウエストとヒップの比率が「0.7」前後である状態が、視覚的に最も美しく、健康的で魅力的に感じられるという。さらに、肩幅とウエスト、ヒップが描く「砂時計型」のシルエットや、頭部と身長のバランスを示す「8頭身」の比率も、スタイルを際立たせる不可欠な要素となっている。
注目すべきは、この黄金比率が生まれつきの骨格だけで決まるわけではないという事実だ。骨盤の傾きを整え、インナーマッスルを鍛えることで、誰でも自分史上最高の黄金比率へアプローチすることができる。体重という数字の縛りから解き放たれ、全体の造形美を追求することこそが、最新のボディメイクトレンドなのだ。