学校へのお菓子持ち込みはNgか?校則改革と部活補食の境界線

学校へのお菓子持ち込みはNgか?校則改革と部活補食の境界線

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そもそも、なぜ学校でお菓子の持ち込みが禁止されてきたのか。理由は明快だった。授業への集中を妨げる、ゴミのポイ捨てによる環境悪化、家庭環境による経済的格差の顕在化、そして何よりアレルギー事故の防止である。学校という集団生活の場において、規律を守るための防壁として「一律禁止」は最も合理的かつ管理しやすい手段だった。

しかし、時代は変わった。文部科学省が改訂した「生徒指導提要」において、校則は児童生徒が社会の一員として主体的・自律的に行動できるよう支援するものへと位置づけが見直された。理不尽な校則の存在が社会問題化し、映画『ブラック校則』が話題を呼んだことなどを背景に、合理的理由を欠く禁止事項は見直しの対象となっている。学校教育の現場では、ただ上から押し付けるのではなく、なぜそのルールが必要なのかを問い直す対話が始まっている。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。