数研出版が毎年発行する実戦物理重要問題集 数研出版は、最新の入試トレンドを即座に反映するアップデート力に定評があります。2026年最新改訂版においても、新課程入試で重視される「探究活動を模した実験考察問題」や「複数グラフの読み取りを伴う思考力問題」が適切に差し替えられ、時代の要請に応える構成となっています。
本書に収録されている問題は、主に「A問題」と「B問題」の2層構造で構成されています。それぞれの難易度と到達レベルを客観的に区分すると以下の通りです。
A問題(約130〜140問)は、入試の標準的な頻出典型題で占められています。共通テストレベルを脱出し、中堅国公立・MARCHレベルを突破するための基盤です。このA問題を独力で淀みなく立式できる状態に到達した段階で、河合塾の全統記述模試における偏差値は60〜63ラインへ到達します。
B問題(約15〜25問程度)は、旧帝大や早慶、難関単科医科大などで差がつく骨太な応用問題です。複数の物理法則を連立させ、煩雑な文字式変形を乗り越える計算力が要求されます。B問題まで完全に解法を言語化できるようになれば、全統記述模試での到達偏差値は65〜68に達し、上位母集団の中でも十分なアドバンテージを確立できます。