新宿という日本最大の繁華街に隣接していることから、「治安が悪いのではないか」「ぼったくりに遭う心配はないのか」という不安の声がネット上で散見されます。しかし、現地の運営体制と実態を調査すると、実情が見えてきます。
横丁内の治安とぼったくりの真実
結論から言えば、思い出横丁の公式加盟店において不当な高額請求を行う悪質なぼったくり店は存在しません。振興組合が厳格に管理しており、店頭やメニューに価格が明記されています。ただし、以下の点について「想定外の出費」と感じるトラブルが一部で報告されています。
- お通し代(席料):一部の居酒屋では、入店時に300円〜500円程度のお通し代(席料)が発生します。小鉢1品とともに加算される正規のチャージですが、海外観光客や横丁初心者にとっては疑問に映ることがあります。
- 1人1品・1ドリンク制:席数が極端に少ないため、複数人で入店してドリンク1杯だけで居座る行為は断られます。
- 周辺の悪質な客引き(キャッチ):横丁の敷地外(大ガード付近や歌舞伎町方面へ向かう路上)には、「思い出横丁は満席だから系列の別店に案内する」と声をかけてくる悪質な客引きが存在します。横丁の正規店舗が路上で客引きを行うことは一切ないため、路上での誘いには絶対についていかないでください。
喫煙事情と共用トイレ事情
東京都の受動喫煙防止条例に基づき、多くの狭小店舗では店内禁煙(または加熱式たばこ限定)となっています。喫煙スペースを設けている一部店舗を除き、路上での歩行喫煙は禁止されているため注意が必要です。
トイレ事情に関しては、横丁の中央通路付近に組合管理の「共用公衆トイレ(男女別・多機能トイレ)」が設置されています。かつての不衛生なイメージは払拭され、定期的な清掃と電子決済チップ制・無料管理などで清潔に維持されています。店舗内にトイレがない小規模店が多いため、入店前やはしご酒の合間に共用トイレを利用するのが鉄則です。