瑶子女王の近年の活動を語る上で、社会に大きなインパクトを与えたのが「難聴の公表」です。2026年、自らが感覚神経性難聴(感音難聴)を患っており、補聴器を使用されていることを公の場で明かされました。
幼少期から中耳炎を繰り返した影響や加齢性の変化などが重なり、高音域が聞き取りにくい状態が続いていたといいます。皇族が自らの身体的な障がいを率直に告白することは前例が少なく、当事者や福祉関係者から賞賛と共感の声が寄せられました。
自らの体験をオープンにした理由について、瑶子女王は「見えない障がい」に対する社会の理解不足を解消したいという強い思いがあったと語られています。現在では一般社団法人国際ユニバーサルデザイン協議会(IAUD)の総裁などを務め、障がいの有無にかかわらず誰もが快適に暮らせる社会づくりに向けて、説得力のあるメッセージを発信し続けています。