柿の葉寿司は常温(15〜20℃前後)が最もシャリがふっくらして美味しい状態ですが、冬場の冷え込みや冷蔵保管によって「お米がポロポロと硬くなってしまった」というトラブルがよく起こります。そんなときに試してほしいのが、熱を加えるリメイク法です。
中でも地元民や愛好家の間で絶賛されているのが、オーブントースターで調理する「焼き柿の葉寿司」です。
作り方は驚くほどシンプル。柿の葉で包んだ状態のままトースターに並べ、1000W前後で約4〜6分焼くだけです。表面の葉にうっすらと焦げ目がつき、パチパチと香ばしい音がしてきたら食べ頃の合図。加熱によって魚の脂がジュワッと溶け出し、柿の葉の香りが蒸気となってシャリ全体を包み込みます。生の食感とは打って変わって、まるで料亭の蒸し寿司のようなふっくらとした極上の味わいに変化します。
すぐに柔らかく戻したい場合は、電子レンジの活用も手軽です。お皿に葉付きのまま並べ、500Wで1個あたり約10〜15秒ほど軽く温めるだけで、炊きたてのようなもっちり感が復活します。加熱しすぎると酢が飛んでネタに火が通り過ぎてしまうため、ほんのり人肌程度に温めるのが失敗しないコツです。