映画『ダ・ヴィンチ・コード』は、パリのルーヴル美術館で館長ジャック・ソニエールが何者かに殺害される事件から幕を開けます。被害者は死の直前、自らの身体を使ってレオナルド・ダ・ヴィンチの著名なデッサン「ウィトルウィウス的人体図」を模した不可解なポーズを残し、床に謎の暗号を書き残していました。
現場に呼び出されたラングドン教授は、フランス警察の暗号解読官ソフィー・ヌヴーと共に、ソニエールが遺したダイイングメッセージの解読に挑みます。しかし、ラングドン自身が殺人容疑者として警察から追われる身となり、追手から逃れながらダ・ヴィンチの名画「モナ・リザ」や「最後の晩餐」に隠された秘密結社シオン修道会とカトリック保守組織オプス・デイ、そして「聖杯」を巡る千数百年の秘密へと迫っていきます。
本作の大きな魅力は、名優たちが織りなす重厚なアンサンブルキャストです。知性と行動力を兼ね備えたラングドンを演じるトム・ハンクスをはじめ、ヒロインのソフィー役に『アメリ』で国際的人気を得たオドレイ・トトゥ、執念深くラングドンを追うファーシュ警部役にフランスの名優ジャン・レノ、聖杯探求に執念を燃やすティービング卿役に名優イアン・マッケラン、白子症(アルビノ)の暗殺者シラス役にポール・ベタニーが起用され、緊迫感あふれるドラマを創り上げました。