なぜ有馬カンツリー倶楽部は、半世紀以上の歳月を経てもなお関西圏のゴルファーを惹きつけてやまないのか。その根底には、単なる「敷居の高さ」や「歴史の長さ」だけではない、コース設計の本質と倶楽部ライフの美学が存在します。
六甲山系のなだらかな丘陵地に広がる18ホールは、自然の地形を巧みに活かした豊かな景観美を誇ります。ティイングエリアに立った瞬間は開放感に満ちたワイドなフェアウェイが視界に広がりますが、ひとたびショットを放てば、要所に配置されたクロスバンカーや樹木が正確な落としどころを要求。安易な攻めを許さない設計意図が随所に張り巡らされています。
また、クラブハウスに足を踏み入れた瞬間に漂う品格と、スタッフの行き届いたホスピタリティも特筆すべき点です。メンバーが育んできた倶楽部文化を尊重しながら、来場するすべてのゴルファーに上質な一日を提供する運営姿勢こそが、リピーターを生み出し続ける最大の原動力となっています。