御手洗家炎上する 最終回 ネタバレにおいて、主人公・杏子の潜入捜査はクライマックスを迎えます。家政婦「山内しずか」として御手洗家に潜入し、真希子の虚飾を暴く証拠を掴んだ杏子は、生配信を通じて真希子の過去の窃盗やインフルエンサーとしての偽りの姿を世間に白日のもとに晒します。
ネット上で大炎上した真希子はすべてを失い、豪邸から追放されます。しかし、真希子の真の恐ろしさと凄みはここからでした。彼女は世間からの猛烈なバッシングすらも己のコンテンツへと昇華させ、炎上系配信者・タフなインフルエンサーとして再び図太く立ち上がります。完全な破滅ではなく、虚栄心の塊でありながらも生き抜く怪物の生命力を見せつける描写は、本作屈指のハイライトとなりました。
一方、事件の真相を知った真二は激しい罪悪感から警察へ自首しようとします。しかし、当時の年齢(刑事未成年)および失火罪の公訴時効(当時すでに13年が経過)が成立している法的な壁に加え、被害者である皐月や杏子が処罰を望まなかったことから、彼は罪を背負いながら地域医療の現場で誠心誠意働く道を選びます。
そして、暗闇の中にいた希一の結末は、杏子との絆によって光を見出します。杏子と希一はお互いの孤独と傷を理解し合い、過去の呪縛から解放されて新たな一歩を踏み出しました。最終的に2人は結ばれ、互いを支え合うパートナーとして人生を再構築していくという、救いのあるラストシーンで幕を閉じます。