昭和から令和、そして2026年へ。沖縄の路地裏で行列が途絶えない「幻の味」の正体

昭和から令和、そして2026年へ。沖縄の路地裏で行列が途絶えない「幻の味」の正体

昭和から令和、そして2026年へ。沖縄の路地裏で行列が途絶えない「幻の味」の正体にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

人気が出ることは喜ばしい半面、静かだった住宅街には新たな課題も生じている。路地への違法駐車や、ゴミのポイ捨てといった観光公害の問題だ。多くの店がここで観光客向けのビジネスに完全にシフトする中、なかそねはあくまで「地元の店」としてのスタンスを崩さない。

店先にはゴミ箱を増設し、近隣住民への配慮を呼びかける看板を設置した。また、地元の人々が並ばずに買えるよう、電話予約の枠を一定数確保するなどの工夫も凝らしている。「観光客の方に来てもらえるのはありがたいけれど、地元の人がおやつ代わりにふらっと買いに来られなくなるのは本末転倒だからね」。その言葉には、地域と共に歩んできた店としての強いプライドが滲む。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。