実弾を紛失した場合、関係した隊員や管理責任者には極めて重い責任がのしかかります。自衛隊法に基づく懲戒処分の対象となり、事案の重大性や過失の度合いに応じて厳格に処分が下されます。
処分内容は、直接弾薬を紛失した隊員だけでなく、現場で指揮・確認を怠った小隊長や中隊長、さらには部隊の最高責任者である連隊長クラスにまで及びます。
具体的には、過失による紛失であっても「戒告」や数ヶ月の「減給」「停職」が科されることが一般的です。もしも紛失を隠蔽しようとしたり、員数の虚偽報告を行ったりした悪質なケースでは、より重い免職処分や刑事責任の追及に発展することもあります。弾薬の紛失は個人のミスにとどまらず、部隊全体の安全管理体制の不備として扱われ、昇任やキャリアにも決定的な影響を及ぼすことになります。