「葉が茂らない」「花は咲くのに実がつかない」といった初心者が陥りがちな悩みを解消し、しっかり日差しを遮りながら豊かな果実を得るには、いくつかの決定的なコツが存在する。遮光率を高めるためには、植え付け初期における「摘心(てきしん)」の工程が欠かせない。親つるの先をカットすることで子つる・孫つるが旺盛に枝分かれし、隙間のない見事な緑の壁が完成するのだ。
さらに、確実に実を収穫するための最大の裏技が人工授粉である。開花した当日の午前中、人工授粉を筆で行うことで結実率は格段に跳ね上がる。土壌の乾燥を防ぐマルチングや、開花期に向けたリン酸分の多い肥料選定など、適切なケアを重ねることで、夏の酷暑をクールダウンさせつつ極上の甘い果実を手に入れることができる。