近年のヒット作誕生の裏には、ヒットメーカーたる漫画家とメディアミックスを主導する出版大手の緻密な戦略が存在する。異彩を放つクリエイター・クール教信者が描くユニークな世界観は、従来の枠組みを打ち破る斬新な人間関係(および人外と人間の関係)を提示し、大ヒット作『小林さんちのメイドラゴン』を生み出す原動力となった。
こうした話題作を次々と送り出すKADOKAWAのメディアミックス展開も功を奏している。原作コミックのヒットからアニメ化、さらには各種グッズやイベント展開に至るまで、ファンの熱量を逃さない立体的なマーケティングが、ジャンル全体の底上げに大きく貢献した。