国産牛と和牛の決定的な違いとは?プロが明かす失敗しない肉選び

国産牛と和牛の決定的な違いとは?プロが明かす失敗しない肉選び

国産牛と和牛の決定的な違いとは?プロが明かす失敗しない肉選びに関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

限られた予算の中で最良のパックを選ぶには、売り場での確かな観察眼が欠かせない。精肉のプロがまず確認するのは「肉色」と「ドリップ」だ。

良質な肉は澄んだ鮮紅色をしており、脂肪部分は白または乳白色をしている。酸化してくすんだ赤褐色や、脂が黄色味を帯びているものは鮮度が落ちている可能性が高い。また、トレイの底に赤い肉汁(ドリップ)が溜まっているパックは避けるべきだ。細胞膜が壊れて旨み成分と水分が流出しており、火を通した際にパサつきの原因となる。

食育の重要性を説き続けた服部幸應氏が「素材本来の力を引き出すことが料理の基本」と語ったように、赤身主体の肉は過度な加熱を避け、常温に戻してから短時間で表面を焼き固めるのが鉄則だ。赤身の旨みが強いモモ肉や肩肉は、塩と少量の油でシンプルにソテーし、余熱で中まで火を通すだけで、高級和牛にも劣らない深い味わいを引き出すことができる。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。