引いたおみくじをその場で結んで帰る場合、結ぶ場所には細心の注意を払う必要があります。
昭和の時代には境内の木の枝におみくじを結びつける光景がよく見られましたが、現在はほとんどの神社で「境内の木に直接結ぶ行為」は禁止されています。木の枝に無数の紙を結びつけると、樹皮が傷ついたり枝が折れたりして、神木や植物の生育を著しく損ねてしまうためです。
神社境内には必ず「おみくじ掛け(みくじ掛け)」と呼ばれる専用の木枠やロープ、針金が設置されています。おみくじを結ぶ際は必ずこの指定場所を利用し、紙が破れないよう丁寧に結び留めましょう。利き手ではない片手だけで結ぶと「困難な行いを成し遂げた」として縁起が良いとする民間信仰もありますが、まずは心を込めて丁寧に結ぶことが何よりのマナーです。