登場コマ数わずか数ページ、アニメでも数分足らずの出番でありながら、渋井丸拓男は四半世紀近くにわたりネットカルチャーの中心で愛され続けています。
その最大の要因は、アニメ版における特徴的なセリフ回しにあります。逃げる女性に対して発した「オネエサアァァァン」「俺と遊ぼうよォ〜」という独特のイントネーションは、ニコニコ動画のMAD動画や5ch(旧2ch)、X(旧Twitter)などで格好のパロディ素材として定着しました。
ファンコミュニティの声を調査すると、「デスノートで一番テンションが上がる序盤の名シーン」「夜神月の人生を狂わせた張本人なのにどこか憎めない」といった好意的な面白がり方が大半を占めています。シブタクというキャッチーな略称と、劇画調のシリアスなサスペンス劇に突如現れる俗物的なチンピラというギャップが、読者の記憶に深く刻み込まれる結果となりました。