ミッドレンジ3D CAD市場において、ソリッドワークスと常に比較される筆頭がAutodesk社の「Inventor(インベンター)」です。両者は機能面で成熟しており、基本的なパラメトリックモデリング能力に大きな差はありませんが、思想とエコシステムに明確な違いがあります。
ソリッドワークスは直感的なUIと機械設計に特化したアセンブリ検証機能に優れ、日本の製造業におけるデファクトスタンダードとして確固たる地位を築いています。機械設計を主軸とするサプライチェーンとの連携を最優先にするなら、ソリッドワークスが第一候補となります。
対するInventorは、建築・建設分野で圧倒的なAutodesk製品(AutoCADやRevit)との親和性が高く、BIM連携やプラント設備設計を含むプロジェクトで真価を発揮します。完全サブスクリプション制による導入の手軽さも魅力です。選定にあたっては、自社の主たる製造分野と、主要取引先が採用しているCADフォーマットを基準に判断するのが確実です。